ジャスミンライス
A:ジャスミンライスとは ジャスミンライスは長粒種野中で、最高級品とされているお米です。籾の色が、ジャスミンの花のように白いのでこの名がつけられました。炊き上がりにポップコーンのような香ばしい香りを発することから、別名タイ語で『カオ ホン マリ』=香り米とも呼ばれ、日本の米騒動の際、輸入されたホワイト米とは区別され珍重されています。味は甘味が強く、粘りが少なく、あっさりとしていて消化が良いので、沢山食べてもお腹にもたれません。パラット粒離れが良くかといって冷めてもポロポロにならず、浸透性に長けていて、ソースやスープと合わせても粒がしっかりと残り、時間がたっても溶けてしまったり、ベチャベチャにならないので、味付けご飯や汁掛けご飯にとても向いています.又米自体の味が強い風味の香辛料や調味料にも負けない個性を持っていますので、本格的なカレーや油分の多いドレッシング系ともとてもよく合います。

B:産地 タイの稲作期
播種期 収穫期
1期作(雨季作) 6月〜8月 11月〜1月
2期作(乾季作) 12月〜3月 3月〜7月
<特徴>
1期作 a:雨水利用(よって雨季の到来が早ければ栽培も早くなります。)
b:うるち米・香り米・もち米の栽培
2期作 a:灌漑用水利用
b:主にうるち米の栽培(地域によっては1期と2期の間に栽培するところもあります。

C:国際マーケット 『香り米』のタイ国内消費は約20%となっており残りの約80%は世界中に輸出されています。商品として『香り米』を一言で表現するならば『世界の魚沼コシヒカリ』というのが最適です。世界のマーケットにおいて『香り米』の輸出先は北米・欧州・中近東・シンガポール・香港等です。特に近年は北米・欧州でのヘルシー志向や東南アジア諸国の経済成長にともなる消費の増大で『香り米』の需要は年々拡大しています。しかし国際マーケットでの需要の拡大の一方で、タイ国内では通常の長粒種と比べて高価なため、一般家庭ではあまり『香り米』を食べることはありません。

D:香り米の稲作 『香り米』は非常に限られた地域でしか栽培が出来ません。その限られた地域はタイ東北部に集中しています。良質の『香り米』栽培には3つの条件があります。
@1日に10〜11時間の日照時間(通常は8時間)
A灌漑用水よりも温度の低い雨水
B塩分を含んだ土壌
上記の3条件のうち、もし1つでも欠けていれば決して良質の『香り米』は生産できません。これら全ての条件を満たしている地域がタイ東北部という訳です。タイの他の地域やベトナムなどでも『香り米』を栽培していますが、タイ東北部産の『香り米』と比較すると明らかに品質面での差が有ります。

E:香り米の品種 一般に栽培されているのは2種類あります。
@KAO DAWK MALI
ARE-15(@からの改良品種、@よりも1週間早く収穫されます。)

E:品質管理 原料面における品質向上
チアメン社は農家と『香り米』の契約栽培を行っており、種籾の確保から栽培指導、収穫適期の判断まで一過して管理しています。さらに栽培方法にも独自のノウハウを用いることで他社製品との差別化を図っています。

F:チアメン社 チアメン社はタイ国内外において『ゴールデンフェニックス』というブランド名にてお米を販売しているタイの精米メーカーです。輸出実績は年間20万トンでタイの1996年度ランキング第6位でしたが『香り米』販売に限定するとその輸出実績は第1位です。勿論、タイ国内でも販売しており、その数量は年間5万トンとなり1996年度第2位でした。チアメン社は取り扱っているお米の約9割が『香り米』であり自他共に認める『香り米』のNO1メーカーです。また、チアメン社は『ゴールデンフェニックス』という世界統一ブランドを用いておりその個性的なデザインはチアメン社の特徴として広く世界に知れ渡っています。